- 1 :マス(東京都):2010/07/02(金) 18:01:16.77 ID:+P/7h/1P
- 久慈市宇部町の小袖漁港で1日、小袖北限の海女の会(村塚繁好会長)による、ウニの素潜り漁の実演が始まった。同日は10代の新人海女、大久保恵実(めぐみ)さん(19)がデビュー。緊張しながらも、先輩海女と共に採ったウニを観光客に振る舞い、訪れた旅行者は海女の華麗な技と取れたての磯の味を堪能した。
観光客約20人が訪れた。伝統衣装のかすりはんてんに、白い短パン姿の大久保さんは、幼なじみで昨年デビューした大向美咲さん(20)と小袖妃香理(ひかり)さん(20)と共に素潜り漁を披露した。
3人が足を真っすぐに伸ばして潜り、両手にウニを抱えて海面から顔を出すと、歓声が上がった。その後、かごいっぱいにウニを詰めて陸上に戻り、殻を割って観光客に振る舞った。
米ロサンゼルスから八戸市の友人を見舞うため帰国し、観光で久慈を訪れた会社員ギャレット文子さん(48)は「海女さんを見るのも殻付きウニを食べるのも初めてで、感激した」と喜んだ。
今シーズンから、大久保さんが新たに加わったことで、大向さんと小袖さんは「3人になったのは心強い。大変なときは支え合いながら、楽しくやりたい」と意気込む。初の実演をした大久保さんは「海は冷たかったが楽しめた。もう少し深くまで潜れるようになりたい」と笑顔を見せた。
海女による素潜り漁の実演は9月末まで行われる。8月1日は同漁港で北限の海女フェスティバルが開かれ、海女センターもリニューアルオープンする。
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