- 1 :コロッケそばφ ★:2010/01/24(日) 20:02:00 ID:???
アニメ「らき☆すた」の舞台で、“聖地巡礼”と称して多くのファンが訪れることが話題となった埼玉県鷲宮町。さまざまなイベントやキャラクターグッズを開発し、アニメを町おこしに活用し、全国の自治体から視察も訪れるなど注目を集めている。アニメ放送が終わって3年がたったが、10年の初詣で客は過去最高の45万人に達するなど、衰えない人気の秘密を探った。
「らき☆すた」は、角川書店の雑誌「コンプティーク」などで連載中の美水かがみさんのマンガが原作で、アニメは07年4月〜9月に放送された。オタク女子高生の泉こなたと仲間たちの学園生活を描き、さまざまなマンガのパロディーやマニアックなせりふ、奇抜な演出などがネットを中心に話題となり、DVDや関連グッズも人気となった。ヒロインの柊姉妹の実家の「鷹宮神社」のモデルが同町の鷲宮神社であることが明かされると、「聖地巡礼」と称して多くのファンが詰めかけるようになった。
「聖地巡礼」の話題が新聞に取り上げられたとき、鷲宮町商工会経営指導員の坂田圧巳さん(36)は「若者が集まるなら、グッズを出せば売れるのでは?」と軽い気持ちで口にしたところ、同僚から「面白い」と賛同され、鷲宮神社前にある商工会の直営店「大酉茶屋」に卸していた地元の製菓会社に6個入りのまんじゅうを約50箱発注した。頼まれた製菓会社は最初、不思議そうな顔をしていたという。坂田さんが鷲宮神社の写真を元に「らき☆すた」とは全く関係ないが、タイトルだけ「聖地巡礼饅頭」とした包み紙を張って売り出したところ3週間で売り切れた。坂田さんは「鷲宮神社を訪れる若者たちに話を聞くと、大半は県外からの来訪者でした。遠くから来てくれたのだから、土産を用意できれば喜んでもらえると思ったんですが、そこそこ売れたので、もっと何か考えようということになったんです」と振り返る。
坂田さんは、インターネットの大手掲示板で「らき☆すた」での町おこしについて意見を求めた。ほとんどは冷やかしだったが、その中にも真剣に意見を書き込む人がいたことから、坂田さんは原作の出版元である角川書店に連絡を取った。企画書の提出を求められた坂田さんら商工会のメンバーは、20以上のアイデアを盛り込んで提出した。
企画書の提出から1カ月後の07年10月、角川書店から「一度会いませんか?」と連絡があり、東京都内の同社を訪ねたところ、アニメのプロデューサーや、連載誌の編集長、担当者ら「らき☆すた」の中核メンバーがそろっていた。角川側も「せっかくなので、地域と一緒に何かできれば」とさまざまなアイデアを出した。同社の担当者も「当時、アニメで町おこしの例があったわけではないが、ありがたい話だった。ただ、ここまでの規模になると思っていなかった」と話す。
初会合では、アニメの声優を呼び、鷲宮町で公開録音をする企画が出るほど盛り上がった。スケジュールの都合で公開録音は実現しなかったものの、声優の一日店員という企画が出された。やりとりをするうちに鷲宮神社で「公式参拝」をする提案が追加され、坂田さんが掛け合い、神社側も了承。07年12月、作者の美水さんや
声優の加藤英美里さんらが鷲宮神社を訪れる「公式参拝」が行われた。
町の祭りの経験はあるが、アニメのイベントは初めてだった商工会は、鷲宮に訪れるファンに相談したところ、数十人がボランティアを申し出た。ボランティアの中には、アニメイベントの経験者がいて、グッズ「売り切れ」の看板を作ったり、列を誘導するためのマニュアルを作ったり、「公式参拝」前日の深夜2時まで作業を手伝ってくれたという。イベント前夜から列ができ、当日の午前5時には100人が集まり、最終的には約3500人が参加し、用意した約2000個の絵馬ストラップは30分足らずで売り切れた。立て札やマニュアル、
ボランティアの活躍もあって、無事イベントは終了した。坂田さんは「当日のイベントは、お任せしてしまうぐらいでした。彼らの協力なくして成功はなかった」と感謝していた。
>>2へ続く
まんたんウェブ
http://mainichi.jp/enta/mantan/news/20100123mog00m200018000c.html
グッズ販売の売り上げだけで約7000万円。経済効果は定かでないが、正月の参拝者だけでも毎年30万人以上増えており、関係者は「グッズの売り上げや参拝者数などを考えれば、3年間で10億円以上は確実」と語る。ホームページのアクセス数も、常時1日500件以上あり、「全国の商工会では一番でしょう」と胸を張る。町民で「らき☆すた」を知らない人はほとんどいない。
09年になると、鷲宮町の成功を見て、自治体が視察に来ることが増えた。だが、坂田さんは「多くの人は、お客さんを『お金を落とす人』としか見てない。大切なのは、もてなしの気持ちなのですが……」と話す。鷲宮町の場合は、店主が客の捨てたスクラッチカードを取り置きして、ファンにプレゼントしたり、他の店に車で案内することもあるという。ファンと町民が親しくなって、町の集会所に泊めさせたり、身内に不幸があったファンに香典を出すほどの付き合いをするケースも。アニメのキャラクターの絵を自動車に描く「痛車」を見た70代の男性が、自分の軽トラックを痛車にした例もあるそうだ。
鷲宮町には「巡礼者」のコミュニティーが生まれ、定期的に同町を訪れるリピーターも多い。坂田さんは「若い人たちは、現代では薄れた濃密な人間関係が新鮮なのかもしれません」と話す。
09年末にも、埼玉県が新商品開発を通じて地域活性化の取り組みを支援する「夢チャレンジ事業」に採択された「ツンダレソース」を発売。ネットで「鷲宮町がまたくだらないことをやっている」などと書き込まれたが、「ツンダレソース」の検索数が最初は2000件だったのが、4日間で9万件に上昇し、坂田さんは「ヒット間違いない」と確信したという。元日にはほとんどの店で売り切れ、商工会に「ソースの追加販売はできないか?」という注文が相次いだ。坂田さんは「『くだらない』は褒め言葉ですよ。『鷲宮は何かやるんじゃないか?』という期待にこれからも応えたい」と話している。
宮城のバカ役人たちのことか
それはそうと、鷲宮を舞台にした実写ドラマの話は?シナリオ募集してたよね
3/22に公開予定だって
金曜のテレ玉ニュースでやってた
>などと書き込まれたが、「ツンダレソース」の検索数が最初は2000件だったのが、
>4日間で9万件に上昇し、
そんな反響大きかったのかw
廃れてないもん
でも視察に来たところで他の自治体はマネ出来ないだろw
ラップもくだらないものだけど、金になるから白人の出資者がラップスターを持ち上げる。
宇都宮線or伊勢崎線という交通手段。
コミケという狂気の大イベントとセットで回れる立地。
角川の協力。
アニメそのものの鮮度が落ちないうちに動き出した地元の瞬発力。
ここまで揃えるのは至難の業だ。
ぷらっと気軽に遊びにいけるくらいがいいよね。
>コミケという狂気の大イベントとセットで回れる立地。
実はこれが一番でかいんじゃないかねぇ。
なんだかんだ言ってもオタ人口は首都圏に集中している。
そっから遠くなればなるほど集客は望めないからな。
地方で「うちもと」思っても、周囲に対象になるグループが一定数望めないなら、こける。
それなら普通に観光で町おこしする方が割がいい。
境港という僻地があってだな、どうなってると思う?
境港は米子空港からも近い、日本海側最大の漁港の街なんだけど…
予想してたよりはるかに年齢層が高かった事。
アニメなんて20歳前後だと思ってたら、30歳前後どころか
30歳超えて人も多数居た事。
ビッグサイトや鷲宮にアクセスがいいうちに泊めてくれと
言ってくるようになってかなわん。
アニメだろうが何だろうが地元が潤うならそれが一番いい。
結構前から久喜との合併は予定されていたことなので、地元じゃそんなんでもないですよ。
できれば地場の特産品を生かしたもので。
B級と呼ぶべきかどうか迷うが、蕎麦は特産品。
なかなかンまいぞ。
通常経済効果計算には含めない。
全てがマイナスに作用したな
これ気になるwww
アレの実態はイラスト付のグッズが売れてるだけで
羽後自体が成功しているわけではない。
通販の存在と、東北地方のオタクが終結しているのが大きいのではないかと思う。
それと、俺のように首都圏在住者でも遠いだけに「いっちょ行ってみようか」と思って
実際に行ってみるモノ好きが少なくないのもあると思う。
あきたこまちの中心産地である羽後町農協が保証する最高グレードのあきたこまちを惜しみなく封入したことが「萌え米」成功最大の要因。
まあ本当なら大部分が売れ残って「古米」になっちまうモノだったからな。
それを新米の内に売り切ったのは凄い。
お百度参りクリアしたらしいのは知っているが
うむ、よく言った。
ネット相手にそういう心構えで向かえれば、物事を見誤らずに済むだろう。
いかに政治家がバカなのがよくわかる。
個人的にはらきすたブームはハルヒやけいおんよりは劣ると思うがやり方がうまかったな。
角川は売れた作品の運用の仕方はうまいね。
2008-2009年ならともかく明らかにもう人気は下降気味だった2009-2010の年末年始で成功するんだからなぁ
らきすたはともかくお台場ガンダムという例もあるんだからもう少し考えりゃいいのにな
これがいつかくるであろう下り坂になった場合
どうするかが見物
政治家なんかが一番欲しがってるものだ。
そして日本の政治家に一番ないものでもある。(キリッ
薄汚いキモヲタ頼みの町おこしとか笑わせるwwwwwwwwww
笑うのは勝手だが10億売り上げたのは事実だよ。
非合法でもない限り金の出所なぞ重要ではない。
まだいるのかこんなやつ
流石にひいたおw
こういうのがもっと地方に広まれば
沈没しか残されていない地方経済にとってはいいとは思うけれども、
まぁ、二匹目三匹目は無理だろうな
埼玉じゃなかったらおねてぃーの湖だかと同じ規模で終わっちまうだろう
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【らき☆すた】埼玉・鷲宮神社 町おこし(テレ玉+α)
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